パリに拠点を置くIoTスタートアップ (Wistiki社)[http://www.wistiki.jp] は2015年11月12日、フランス出身の有名デザイナーフィリップ・スタルク氏が手かげるデバイス「Found You! コレクション」を発表しました。

 アクセサリー型のこのデバイスは、持ち物に据え付けることでスマホアプリから現在位置を特定することができるようになり紛失防止に役立つというもので、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」でキャンペーンが展開されている。

用途に特化したデザイン

画像: 用途に特化したデザイン

 製品ラインナップは4種類で、それぞれ「voilà!(ヴォワラ!)」「 hopla!(ホップラ!)」「ta-da!(ターダ!)」「ahā!(アッハ!)」という、いろいな国の言葉で構成されており、それぞれ以下のような用途に特化されている。

「voilà!(ヴォワラ!)」・・・鍵に特化したアクセサリー型
「 hopla!(ホップラ!)」・・・お財布やPCに特化した3mmのスリムカード
「ta-da!(ターダ!)」・・・赤ちゃん向け、やわらかい玩具の中に入れられる。暗いところでは光る。
「ahā!(アッハ!)」・・・猫の首輪にぶら下げられるメダル型。

すべてフランス製

 Wistiki社のプロダクトはすべてフランス製で、香水のボトルや宝石のような豪華さを演出するなど一般的なIoTプロダクトと一線を画するデザインになっている。

 とはいえ、機能的な充実度はもうし分ない。GPS情報の記録や音での通知はもちろん、Wistikiのアプリユーザー同士が紛失したデバイスを探しあう機能や空港での荷物が近づいてきたらアラームを鳴らすような工夫もある。それぞれの使い勝手を担保すべく、電子音や電池寿命、通信可能距離などそれぞれが高めになっていたりする。

・アラーム電子音:90dB
・ 電池寿命:最長3 年(従来の3-8倍)
・通信距離:最長100m(従来の2-6倍)

フィリップ・スタルク氏について

 フィリップ・スタルクは、建築から歯ブラシまで多様なデザインを手掛ける工業デザイナーで、日本では東京都墨田区の「スーパードライホール」が有名(浅草界隈から見える金の火の玉の彫像)。それ以外にもセブンイレブンと共同で歯ブラシを展開したり、日本国内での取り組みも幅広い。

(www.starck.com)[http://www.starck.com/]

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin
フランスのLussato三兄弟が創設したWistikiは、ここ三年で成長したスタートアップで、メンバーはまだ25人ほどという。にもかかわらず大御所フィリップ・スタルク氏が参画するという絵がとてもいい。(クラウドファンディングが成功するかどうかは別として)

国をあげてスタートアップ支援をするフランスらしい、のではあるが、発表会が開かれたのは第二のシリコンバレーともいえる米サンフランシスコ。やはりインターネットがからむプロダクトは、マーケティングの方法も様相が違うといえそうだ。
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.