モバイルアプリの広告ネットワーク / DSP を展開する米AppLovin は2015年11月17日、AppleTV向けに広告を配信できるSDK(ソフトウェア開発きっと)をリリースした。

 AppLovinは、動画広告や全画面広告に強みを持つモバイル広告ネットワーク/DSPで、AppleTV向けアプリのマネタイズ方法としては有力なソリューションとなりうるとみられている。

AppLovinは 主流のアプリインストール型ではなくROAS(Return on Ad Spend:広告費用対効果)による最適化配信に特化。アプリデベロッパーのリアルタイムデータを活用した広告配信の自動最適化を実現する。

 AppleTVは2006年9月に発売。Frost & Sullivanの調査によれば「2012年のストリーミングデバイス市場で過半数の56%を占めていた」。その後、グーグルのChromeCastの追撃、そしてAmazonStickなど市場競争の激化によるシェアを落としてはいる。

 この「tvOS」領域の成長は確実視されており、今回のAppLovinによるAppleTVマネタイズ手段の提供は市場に何らかの影響を与えると考えられる。 The Next Webの取材で、AppLovin CEO Adam Foroughi 氏は「SDKは、すでに世にあるモバイル広告SDKと似てはいるが、ビデオにフォーカスしている点が大きく異なる」とコメントしている。

 動画はHDで30秒以下、テレビコマーシャルのようなクリエイティブで、ターゲティングも可能。すでにAppLovingが提供しているディープリンク(特定のアプリの起動およびアプリ内の機能への直セルリンク)にも対応しているという。

 なお、SDKはすでにダウンロード可能になっており、日本からの広告出稿についても受付をしているとのことだ。(日本代表の坂本達夫氏 @tatsuosakamoto まで連絡を)

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蛇足:僕はこう思ったっス

家族とYouTubeなどの動画を見ていると、挿入される動画にイライラすることが多い。しかしながら、テレビ画面でだらだら流しっぱなしにしている分には広告が邪魔だからといって番組を見るのをやめることはあまりない。テレビ業界の人からいえば「優れたコンテンツがあれば広告は問題にならない」という主張もあるのかもしれないが、というよりは「いちいちスキップできないから惰性で見てしまう」という面も大きいように思う。

例えばストリーミング放送からインタラクションがなくなり、映像クオリティも即時性もテレビ放送局と同じようになったらどうなるだろうか?そうなると最終的にはやはりコンテンツの力の差になってくるようにも思う。いずれにせよ、そうした社会情報環境の変化に適応できるソリューションをどう浸透させるかが今後のIT業界の覇者になるように思ったっす。

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