テクノロジー系ベンチャー企業の経営者が一堂に会する日本最大のイベント「Infinity Ventures Summit 2015 Fall Kyoto」が12月7日、8日の両日、開催されていいる。

 基調講演「アプリ市場:グローバル最新トレンド」の中で、App Annie 調査・分析部門 シニアバイスプレジデント Danielle Levitas 氏が最新の調査レポートについて発表した。

画像: AppAnnieが最新レポート「2016年予想」を公開 #IVS @dlevitas @maskin

 レポートの名前は「2016 Predictions : App Business Opportunities int he Year Ahead」で、今夜、AppAnnieのサイトからダウンロード可能になるという。(https://www.appannie.com/jp/)。ここで紹介する内容は、レポート公開に先駆けて世界で初めて公開されるものとなる。

2016予想

2015年のアプリ市場は強い成長の過程の真っただ中にあった。世界で25台のスマートフォンがあり、月に4万の新しいアプリがリリースされ、ストアでの収益は240億ドル(2014年)という状況。さらにはスマートウォッチやスマートTVという新カテゴリのデバイスが登場して大きな注目を集めた。

この状況が2016年になるとどうなるか。以下は今夜公開されるレポート「2016 Predictions : App Business Opportunities int he Year Ahead」のサマリーとなる。

デバイス
2015年は、あらたなデバイスの登場によりアプリがモバイルから抜け出す傾向があった。2016年は「tvOS」を筆頭としたスマートTV型のデバイスの普及により、テレビなどの大画面をダブルスクリーン使用(TVとスマホ・タブレットの同時使用)を後押しするだろう。ゲームやビデオのストリーミングが大画面の主役となり、ユーザーあたりで高い収益率と強いCPMsを発揮する。

画像1: 2016予想

ウェアラブル
2016年にはウェアラブルプロダクトは用途特化型またはエンタープライズ用途で成長するだろう。

AR/VRコンテンツプレイヤー
Augmented Reality とVirtual Realilyは、すでにメジャーなパプリッシャーも参入を表明しており、今後、没入感にフォーカスしたコンテンツが活気づいてくる。日本はVRの世界をリードするだろう。

iOS/GP

画像2: 2016予想

Google Nowが開発者増加を後押し

画像3: 2016予想

メッセージングサービス
アジアのメッセージアプリは飽和状態。アメリカ・カナダ・イギリス・ドイツといった西洋系と、日本・韓国・タイ・台湾といった東洋系地域とでは、使用頻度が極端に異なる傾向にあり、2016年は文化的に二分化されるだろう。

マネタイズの変化、アプリ内課金(IAP) vs 定期課金(Sucbsciption)
トップ10音楽ストリーミングアプリの課金の伸びをみる限り、2016年は定期購読型の課金が優位になるだろう。

画像4: 2016予想

YouTube Red
日本ではまた開始されていないが定額優良サービス「YouTube Red」( https://www.youtube.com/red )が、インディー長編コンテンツの配信に媒体として成立するだろう。これによりアプリストアの収益を拡大する。

画像5: 2016予想

蛇足:僕はこう思ったっス

ダブルスクリーン視聴の部分は納得。抜けているなと考えたのは、「縦長動画」の部分。データによる予想なので、傾向が見えてないということなのだろう。興味深いのはメッセージングサービスの文化的二分の話。グローバルを制するには、文化を制するということ。それを乗り越えて世界で浸透するサービスが生まれてくるのだろう。さて、レポートの公開が待ち遠しいです。

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