工業利用から配送、空撮、そしてホビーとして多くの人の心をつかむドローン。日本でも2030年にも1000億円の市場規模にまで拡大するという調査結果が出るなど、IoT産業の注目の高さとあいまって期待が高まっている。一方で、事故や迷惑好意も多発。法的規制や危険防止のための操作技術の浸透など課題が山積みという状況。

 そのような中で、慶應義塾大学がまもなく設立する「ドローン社会共創コンソーシアム」がどのような役割を果たすだろうか。この組織の上席研究員にコロプラ 取締役副社長 千葉功太郎 氏とORSO 代表取締役社長 坂本義親 氏が就任することが明らかになった。

 

画像: IVS 2015 fall Kyotoのセッションでドローン操作をするコロプラ 取締役副社長 千葉功太郎 氏

IVS 2015 fall Kyotoのセッションでドローン操作をするコロプラ 取締役副社長 千葉功太郎 氏

 コロプラ 取締役副社長 千葉功太郎 氏は2015年4月にドローンと出会い、すでにいまやプロ並みともいえる腕前。「インターネット創世記のころのような雰囲気がある」(千葉氏)と、IVSで「IoTとドローンの未来」というセッションを設けるまでに至った。。

 2015年12月8日のIVSでは、セッション以外にも参加者の特別プログラムとして「ドローン体験」を実施。私有地を貸し切り、以下のような映像を撮影している。

画像1: コロプラ千葉氏・ORSO坂本氏、慶應義塾大学 ドローン社会共創コンソーシアム 上席研究員就任へ @maskin #IVS

IVS京都2015 ドローン体験の動画

www.youtube.com

 ORSO 代表取締役社長 坂本義親 氏は、日本を代表するドローン事業を展開。多数のドローンを所有し、ドローンを使用した空撮で全国で多数の実績がある。デジタルハリウッドでドローン関連の教鞭を振るうなどの活動も。

 一方のコロプラは、2015年3月に学生起業家を対象とした投資事業を展開する株式会社コロプラネクスト2015年11月に、VR事業を展開する株式会社360Channelを設立するほか、本体からも外部の企業に事業投資をするなど新規事業にかける意欲が目に見える。

 ところが千葉氏は「ドローンにつては、コロプラでの事業化については検討すらしていない」という。

画像2: コロプラ千葉氏・ORSO坂本氏、慶應義塾大学 ドローン社会共創コンソーシアム 上席研究員就任へ @maskin #IVS

 「360Channelで展開するVR動画制作については、僕はパイロットとして360度動画撮影をやりたいなと思っています。いま、まだ機体などの検討をしているレベルですね。
 確かにVR 360度とドローンなどは相性はいいと思うので、僕が個人として突っ込んでいきながら、ゆるりと模索していかたいですね。ただ、コロプラとしてドローンを主体とした事業化の検討はしていないんです」(千葉氏)。

 では、なぜ千葉氏はドローンに賭けるのだろう。そのモチベーションはどこにあるのだろうか?

 「ワクワクして楽しいから」。これに尽きると千葉氏はいう。

 「飛ばすのも素敵な映像撮れるのも。ワクワクして楽しい。
 この界隈に同じような人が集まりインターネット創世記のような、雰囲気が好きなんです。
 それぞれの業界で活躍してる人たちが、ドローンという共通の未来に夢をみて、議論したり、大の大人が休日に集まってドローン飛ばして笑ったり」(千葉氏)

蛇足:僕はこう思ったっス

ドローンはホビーとしての印象が強いけど、多数のドローンつまり群れをコントロールしたり、通信の高度化やネットワーク化、自律運転などいわゆるIoTのだいご味がすべて詰まった領域といっても過言ではなさそう。

日本では狭い国土ということもり、規制や制度が追い付いてない面もあり、他国と比較するとスタートアップなどのフォーカス度合いが薄いように思う。事業としてコミットするにはもう少し先が見えるようになる必要があるのだと思うが、この見えない状況の中に(ファーストペンギンのように)ダイブする人が増えるべきではないかなと思ったっス。

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