インターネットのプロトコルと、デジタルデバイスが連携をしはじめておよそ20年超。近年のIoTブームでは多数のデバイスが生みおとされつつあり、パーソナルデバイス「スマートフォン」やクラウド連携による制御が手軽になりつつある。

しかしながら、“誰もが何の前提知識もなしに、自由に使え組み合わせられることができる” といった領域には到達してこなかった。何がいいたいかというと、鍵の形をしたIoTデバイスがあったとして、「じゃあ、これでスマートキーの開け閉めをしよう!」と思いついたとしても、そう簡単には実現できないということだ。

MIT(マサチューセッツ工科大学) メディアラボが開発した「Reality Editor」は、そんな夢を一歩現実のものとして近づけてくれるものだ。専用のアプリ( 今のところiPhone版が公開 )から、対応するIoTデバイスをスキャンすれば、個々の機器を線で結ぶように連携することができる。

以下の動画を観てもらうのが一番わかりやすいだろう。IoT(とは限らないかも)デバイスをカメラでスキャンすると、そのコントロールをすることが可能となるだけでなく、機器と機器を連携させたり、一度の複数の機器や機能を制御することが可能となる。

Reality Editor: Programming Smarter Objects

vimeo.com

家電や車のダッシュボードなど、機能が多く操作が複雑なデバイスも、これを使用すれば使いやすいようにカスタマイズすることもできる。

REALITY EDITOR

vimeo.com

オープンソースARプラットフォームを応用

画像: オープンソースARプラットフォームを応用

Reality Editorの今回といえるのが「Open Hybrid」というオープンソースのARプラッフォトームだ。デバイスのインタラクション(操作)をARコードとして表現するもので、これをスキャンすればそれがどんな機能をはたすのか、視覚的に理解&操作できるようになる。

蛇足:僕はこう思ったッス

この数年のIoTブームでは、低価格化と開発リソースの多様化(開発環境やノルディックセミコンダクターによるニッチセンサー、SORACOMなどなど)によって、市場がシフトアップされてきた。誰でもDIY感覚でデバイスが開発できる一方で、それ以上のプロダクトを開発するには高い障壁が存在していた。

Reality Editorの登場により、デバイスはより機能的な象徴されあればよりシンプルなものでも体を成すということになる可能性がある。それと何より、目で見て手でさわれるものが、ITにより質実変容するというのは何ともワクワクするではないですか。

増田(maskin)真樹について

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